日本で時刻表アプリと言えば、Yahoo!乗換案内が多分一番有名で使い勝手がいいと思います。このアプリは単なる乗換検索だけではなく時刻表も付いており、途中駅をタップすればその駅からの接続列車を調べられるので、乗り換えを調べるのにも重宝します。このように臨時列車にも対応しているというのも魅力。強いて言えば列車番号も書いてくれると鉄道ファンとしてはありがたいのですが、まあ無料アプリですしあまりわがままを言ってはいけませんね(笑)
さて、イギリスにも似たようなアプリが無いかな~と思って調べてみたところ、ありました…しかも「National Rail」と検索するだけで簡単にヒットしました(笑) これはちょっと予想外で、鉄道発祥の地ながらその後の発展がお粗末なイギリスの鉄道が、ここまで進化を遂げているとは予想だにしませんでした(←ひどい)
Cambridge⇔Londonのような中距離列車だけではなく、このように長距離列車(自称高速鉄道)はもちろんのこと…
夜行列車まできちんと表示されるのみならず(停車駅の時刻表が抜けている部分もあるけど)…
国際列車(ユーロスター)まで網羅しているという気合の入りっぷり!ちょうど一か月前に始まったアムステルダム便もきちんと載っていました。発駅を入力するだけでこんなに時刻表が出てくる無料アプリというのは素晴らしい!
そして、遅延・運休情報まで一緒に表示してくれるというのも結構すごいと思いました。あの国はすぐに電車が遅れるし、簡単に運休してしまいます。まあもう少しきちんと走ってもらいたいところですが、進歩の兆しはあるようで感動しました(笑)
15年前に私が住んでいた頃は、目当ての列車が来るまで駅の案内掲示板を逐一チェックしなければならなかったので(遅延時分は刻一刻と変わるから)、結構大変だった記憶があります。しかも、駅によってはホームにモニターがなく、いちいち待合室まで行く必要がありました。そう考えると、イギリスもそれなりに進歩しているのだなあと思いました。
ま、問題は列車の遅延状態が全然改善されていないことなんですけどね。労使対立やらイギリスの鉄道運営システムの弊害で、この国の鉄道は他のヨーロッパ諸国と比べても特に非効率的で、まあ酷いものだともっぱらの悪評です。この辺は実際にこの目で見て確かめようと思います…どうせどこかのタイミングでえらい目に遭うだろうからな!!!
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