【京急】800形と2000形の寿命を数字で比較

皆さんもご存知の通り、京急では2000形と800形の廃車が進んでいます。2000形は置き換えが進んで今月末の引退が予定されていますし、800形もあと2年程度で全廃される予定となっています。ところで、両形式を比べると、2000形の方が800形よりも短命で、しかも検査から日が浅いうちに廃車となる例が多いように感じます。これは京急ファンにはよく知られていることかと思いますが、ひとつ実際に数字を出して比較していようかと思い立ちました。

※便宜上、「最終検査」は、検査明けの試運転を実施した日付としました。
800形のうち、中間車を後から造って組み込んだ編成については、平均の値をとっています。
また、今年廃車になってまだ日付が確定していないものについては運用離脱日の翌日、まだ走っている2011編成についてはとりあえず年度末の日付で計算してみました。従って実際には若干の誤差が生じるでしょう。


<2000形>

2000の寿命
新造から廃車までは平均30.2年、最終検査から廃車までは平均2.2年でした。
寿命という点では、トップナンバーの2011編成が35年余りとそこそこ長い一方で、4両編成は軒並み30年を下回って短命だったことが分かります。8両編成と4両編成では平均寿命に4年以上の差があり、後者は特に短いですね。
最終検査からの年数もかなり短く、平均でも検査期限の半分余り。それどころか2年足らずで廃車となるものも多いことが分かります。2011編成に至っては、最終検査から1年余りという非常に短期間で引退することになりそうです。


<800形>

800の寿命
新造から廃車までは平均33.8年、最終検査から廃車までは平均3.4年でした。但し、800形はまだ8本が運用に入っているので、全廃を迎える頃にはまた数値が変動すると思われます。
現時点の平均寿命は33.8年と出ましたが、当初3両編成で落成して後に中間3両を組み込んだ編成については、当然ながら元の3両と追加の3両で大きく差が出ます。35年を超えて結構長く活躍したものもいれば、811編成の中間車のように28年弱で廃車になったものもいます。ただ、全体的には2000形より長生きなのは間違いないですね。
現時点では最終検査からの年数も2000形より1年以上長く、きっちり4年間使い倒されたものもいます。2000形と違って、検査を受けたのにすぐ潰されるというケースは少ないと言えるでしょう。


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2000形は、前者の方が元々の数が少なく、走行距離も多い上に扉増設で車体が弱っているから、800形より先に引退するかもしれない…ということは、2010年頃には既に囁かれていたと記憶しています。他の車両と比べて足も遅く、傷みも出ていることから、あまり長持ちせずに廃車となっています。両形式は同世代の車両で、1982~86年には両方が製造されていたくらいですが、2000形の方が一足早く全廃の日を迎えます。3月末に引退予定ということは、もってあと10日程度でしょうか。
他方で、比較的長く使われる傾向にある800形ですが、2000形全廃後は置き換えのペースが上がることが予想されます。そもそも、2020年までに全廃と出ているということは、残り8本を2年ほどで置き換えなければいけない計算ですから、当然と言えば当然のことですね。こちらは前照灯一つに片開きドアという、京急の伝統を残す最後の車両ですが、こちらも姿を消す日は遠くないようです。見慣れた車両がどんどん姿を消していくのを見ると、一抹の寂しさを覚えます。
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