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【伊予鉄】風前の灯火、市内電車の旧塗装

伊予鉄道は、2015年から車両を順次オレンジ一色に塗り替えており、地元住民や鉄道ファンからは賛否両論…というよりは否定的な意見の方が多いように感じます。特に市内電車は塗装変更が急速に進み、今では昔ながらのツートンカラーに塗られた車両が消滅寸前というところにまで来ています。
四国旅行では3日間の日程全てで市内電車によく乗りましたので、当然ながらその写真も撮影しました。路面電車の撮影自体が都電荒川線以来1年ぶりだったため、ちょっと苦労しました。撮影地は古町と松山市駅前です。



【50形前期車】
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市内電車で一番撮ってみたかったのが、この50形前期車の旧塗装です。1950年代に製造された古い車両で、丸みを帯びた車体が大変可愛らしいと思います。いかにも路面電車という感じが良いですね。

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新塗装はこんな感じ。外観はレトロな雰囲気がなくなっていますが、この51号は1951年に製造された最古参。車内に入ってみると、今や珍しくなった木の床で、随分年季の入ったニオイもします(笑) 博物館に入ってもおかしくない車両が、ここではたくさん走っています。廃車も進んでいますが、もうしばらくは活躍しそうですね。

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帰る日に古町から郊外電車に乗ろうと思ったところ、偶然これに当たったので昼にも1枚。50形前期車の旧塗装は比較的まだ残っている方で、私が見た限りでは52・59・61号の3両が走っていました。


【50形後期車】
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50形の後期車は、同じ形式名ながら前期車とは車体構造がだいぶ違います。ただ、個人的にはこっちの顔も結構良いデザインだなと思いました。後期車は塗装変更が早い段階から進み、旧塗装は今やこの73号1両のみです。

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新塗装…この車両は旧型の中では最も頻繁に見た気がします。50形は塗装以外に側面窓や窓の下の凸凹の有無等、車両によって色々差異があるようですが、今回そこまで細かく見る余裕はありませんでした。


【2000形】
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元々は京都市電の車両でしたが、50形と雰囲気があまり変わらないため松山の町にすぐ馴染みました。2000形の旧塗装も現在はこの2003号が最後となっており、そもそも5両しかいないことも相まって結構なレア物というイメージです。

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但し、廃車が進む50形と違ってもっと使う気でいるのか、50形よりも手が入れられている印象です。最近では行先表示機をフルカラーLEDに更新したものも現れ、話題になりましたね。今後他の車両にも波及するのかな?


【2100形】
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市内電車で最も頻繁に乗った&見た車両で、まあ「最近の路面電車によくいるタイプ」以外の感想が特に出てきません。旧塗装は白とオレンジの2色塗りみたいですが、広告のラッピングが貼られてオリジナルカラーは見られませんでした。ちなみに旧型と比べて車体幅が狭いため、窮屈であまり良い車両ではないなと思いました。


【5000形】
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去年デビューしたばかりの最新鋭。既にオレンジ化が進んでいる頃に登場したため、最初からニューカラーを纏っています。この形状の車両は他社だと2両以上の編成を組むのですが、ここでは1両でちょっと物足りなさを感じます(笑)


本当は昼間に走行写真を撮りたかったのですが、なかなか時間が取れなかったうえに天気が悪かったので、停車中の姿を何枚かカメラに収めるのが精一杯でした。しかし、一通り網羅できたかなと思っておりまして、特に旧型3形式の新旧塗装を全て記録できたのは良かったと思います。本当はもう1年早く松山に行くべきだったかもしれませんが、滑り込みセーフといったところでしょうか。旧型の旧塗装は今年中に消滅してもおかしくなさそうですからね。


明日は最後に伊予鉄・郊外電車編を書きます。
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横浜→東京→多摩→倫敦
京急を中心に広く薄く撮影
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