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【京急】細帯12連の話

現在京急を走る車両のうち、800形・2000形・1500形の3形式は真っ赤な車体に細い白帯を巻いており、言わば「旧世代の京浜急行スタイル」であります(厳密に言えば、デビュー当時の800・2000形は太い白帯でしたが)。このうち、800形や2000形は既に半分以上の車両が置き換えられ、1500形も初期車については遠くないうちに廃車が始まるかもしれません。800形は単独で運用されるので、私鉄最長である12両編成全てが細帯となるのは、1500形同士あるいは2000形と1500形が連結した時であります。


複数の編成が連結された列車の場合、違う色同士だとその組み合わせが楽しめる…という考え方もあると思いますが、京急にせよJRにせよカラーが統一されている方が美しいと思います。細帯で統一された12連はかつての「京浜急行」の雰囲気を留めており、私にとっても馴染み深い姿です。


しかしながら、細帯で統一された12連は見る機会がかなり減っています。日中の増結が廃止されたことから12連は朝夕ラッシュ限定となり、2000形の廃車が急速に進行したことで今や少々珍しい組み合わせに。2000形4両編成が全廃になった昨年以降は、更に少なくなった印象です。


今では、1500形同士あるいは2000形8連+1500形4連の組み合わせしかないので、1500形4連が本線の増結運用に入ることが絶対条件となっています。初期車である1501~1517編成までの5本は基本的に大師線で運用されますが、1521・1525編成の2本は時折本線に姿を現します。ただ、8両編成の方も2051・2061編成と1707~1731編成の計7本しかおりませんので、撮ろうとすると案外手間のかかる被写体となってしまいました。地味ながらある意味ではネタとなりつつあるように思います。

大まかに単純計算すると、赤い車体に白い細帯を纏う編成は、8連が49本中7本、4連が39本中7本ですから、ある特定の12連の列車が細帯統一を組む確率は約2.6%です(たぶん)。平日朝早くからカメラを構え、もし全ての増結運用を撮ることが出来るなら、一つくらい簡単に網にかかりそうな気はしますが、光線や被りの関係から現実にはほぼ不可能。加えて、実際には形式によって入る運用や入らない運用があること、更に1500形の4連は多くが大師線に回ることを考えると、確率はもう少し下がると思われます。うんとレアだとは言いませんが、今では頻繁に見られるものでは無くなりました。

2000形の4連が生きていた時代は、特急神奈川新町+羽田空港行が毎日のように2000形12連でしたが、今となっては2000形そのものが風前の灯火。全廃後は1500形12連のみとなりますから、ますます見る機会が減りそうです。なかなか狙って撮れるようなものではないので、数回に分けて日頃の記録を行なうのがベストでしょうか。かく言う私も、片手で数えるほどしか撮っていません…急がないと。
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横浜→東京→多摩→倫敦
京急を中心に広く薄く撮影
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