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留学生活の総括 後編

近代鉄道発祥の国イギリス。ここに留学したからには、少しくらいは鉄道写真撮影を楽しみたいと考えていました。ここ数年来治安の悪化が叫ばれ、特にロンドン近郊では迂闊に駅でカメラを構えられないかもしれないと考えておりましたが、実際は治安が悪化したとは言ってもまだまだ悪くないことが分かりました。
もっとも、この国では冬になると日が短いし、そもそもほとんど晴れ間が出ませんので、鉄道写真撮影は春から帰国間際に集中して行なうことになりました。イギリスに慣れてきた頃にカメラを構えることが出来たので、ちょうど良かったかもしれません。

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1年間の留学期間中に撮りたいと考えていたものは幾つかありまして、その1つがロンドン地下鉄全路線の撮影です。元々全区間が地下のWaterloo & City線については最初から諦めておりましたが、Victoria線については唯一の地上区間に足を運ぶ機会がありまして、カメラに収めることが出来ました。

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更に、一度は撮ってみたいと思っていた地下鉄の動態保存車両についても、1938ストック蒸気機関車を含めて大変に満足のゆく撮影が出来ました。いずれも運行日は綺麗に晴れたので、本当に楽しかったです。ロンドン地下鉄では自動運転に対応した保安装置への更新が進んでおり、これらの古い車両によるイベント列車は実質的に最後となりました(Metropolitan線末端部を除く)。

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他に撮りたかったのは、子供の頃によく見てた車両たち。運行会社がころころ変わるこの国では、車両の塗装も頻繁に変更されますが、それでも車両の形状はそう大きく変わりません。また、この国では比較的珍しい国鉄色リバイバルカラーも見ることが出来ました。

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もちろん古い車両ばかりではなく、新型車両も積極的に撮影しに出かけました。私は日本人ですから、やはり日立製作所が造った新鋭の姿は是非ともこの目で見ておきたかった次第です。Azumaに乗る機会はありませんでしたが、同形のGreat Western Railway車には何度か乗りました。

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もう1つ特に見たかったのが郵便電車。日本に比べるとイギリスは様々な面で大きく遅れており、客車列車や吊り掛け駆動の電車がバリバリ現役ですが、中でも個人的に興味があったのはこの郵便電車です。日本では国鉄民営化前に全廃されましたが、この国では勢力を縮小しつつも今なお現役なのです。

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そして、イギリスを語る上で蒸気機関車は外せません。元々私はSLにそこまで関心があったわけではないのですが、チャンスがあるなら見に行ってみようと考えておりました。実際には地下鉄のものを含めて3両ほど撮りに行く機会がありました。このブログで紹介しそびれたヤツについては…いつ載せようかしら。

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イギリスを代表する列車、ユーロスターは帰国へのカウントダウンが始まった頃に見に行きました。駅での撮影はほぼ不可能で、ロンドン近郊の撮影地が軒並み潰れてしまったことから、かなり気合を入れて遠出する必要があったのです。それに見合うだけの収穫はあったと思います。

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ちなみに、最後の撮影はNew Measurement Train、通称Flying Bananaと呼ばれる検測車でした。最後の最後にこれを撮ることになるとは、正直思ってもいませんでした。1両毎に形式写真を撮る余裕もありましたので、いずれ記事に起こしたいと思っています。


治安面の懸念から、鉄道趣味は休眠状態になることも覚悟していましたが、いざ終わってみれば結構な枚数を集めることが出来ました。日本とは大きく違うデザインの列車をたくさん見ることが出来て、とても楽しかったです。
なお、ウェールズ旅行で撮った鉄道写真については、整理が終わってから改めて載せたいと思います。帰国してもしばらくはイギリスの話題が続くことをお許しください(笑)


この記事はパリでの乗り継ぎ待ちの最中に投稿しました…きちんと画像をアップロード出来ているかしら?
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Author:KHKQ
横浜→東京→多摩→倫敦
京急を中心に広く薄く撮影
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