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【京急】2つの事故廃車の記憶

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1年前―正確に言えば2019年9月5日、神奈川新町駅付近の踏切で下り快特がトラックと衝突する事故があったのは、記憶に新しいかと思います。この事故では踏切に誤って進入したトラックの運転手が死亡し、電車の乗員乗客37人が負傷しました。
発生から暫くは多くの人々の間で話題になりましたが、オタクごときが詳細を描写したりドヤ顔で論じたりするのもお門違いなので、もとより京急の抱える構造的な問題の一端も露わになった点を指摘するのみに留めておきます。

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事故に遭遇したのは新1000形1137編成で、安っぽい見かけのステンレスの車体が大破し、巻き込んだトラックの燃料が引火して黒煙を上げていた姿は、インパクトが甚だ大きいものでした。まあ少なくとも編成単位の復帰は難しかろうと思っていたところ、翌3月15日付で8両全てが除籍されました。

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同編成は製造から9年余り(事故当時)の比較的若い車両で、もしかしたら品川寄りの車両は残るのではないかと噂されたこともあったものの、あえなく解体されることに。損傷が思いの外激しかったのか、新車を代わりに入れた方が安上がりだと判断されたのかは分かりませんが、再起はかないませんでした。事故車両は今なお新町検車区に留置されており、事故現場も未だに臨時信号機によって時速60キロの速度制限が課せられています。事故の後遺症が消えるまでには、もう少しかかりそうですね。


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事故廃車と言えば、8年前の9月にもあったことを覚えているでしょうか。2012年9月24日深夜、折からの集中豪雨で発生した土砂崩れに下り特急が乗り上げ、乗客乗員56人が重軽傷を負いました。当時私は京急を毎日使っていましたので、昨年の踏切事故よりはこちらの方をより鮮明に記憶しています。

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あの時は1500形1701編成が被災。当時すでに製造から20年以上が経っており、どちらかと言えば古い部類に入っておりましたので、復帰はまず無理だろうと思っていたら、案の定翌年9月6日付で除籍。車両計画に狂いが生じたのか、2000形の延命に繋がった…という話が、その後暫く流れておりました。

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損傷の少ない品川寄りの先頭車は、他7両とは違って解体を免れ、金沢検車区へ運ばれました。何かの訓練用なのか、結局物置と化しているのかは知りませんが、今も車庫の奥で妙に傾いたまま留め置かれる姿を見ることが出来るかと思います。もっとも、私はもう何年も現物を見ていませんので、この写真のように比較的綺麗な状態を保っているかどうかは分かりません。


日本の鉄道は、間違いなく世界で最も安全性の高い交通機関。"先進国"のくせに信頼性ゼロで、日本ではあまり考えられないような事故が絶えない某国に比べると、まさに雲泥の差であります。そうは言っても、やはり日本でもトラブルが起きる時は起きるもので、その場合はきちんと原因究明と再発防止を図ってもらいたいものです。
その点、京急の将来には一抹の不安がどうも拭えません…

【京急】あれから10年

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緊急事態宣言は解けたものの、家に閉じこもる日々が続きて身体が夏の空気に慣れておらず、なかなか外出する気の起きない日々が続いています。体の調整に手間取っているうちに梅雨入りしたことだし、今日もほとんど空っぽの貯えから無理やり話題を捻り出して、とりとめのない個人的思い出を短く語ってみます。

今から10年前の京急では、エアポート急行の新設と旧1000形の引退という2つの大きな動きがありました。当時の私は受験生で、ほとんどカメラを握る余裕はありませんでしたが、その時のことはよく覚えています。

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エアポート急行は、2010年5月16日ダイヤ改正で登場しました。京急蒲田以北においては単に「急行」を改称しただけでしたが、以南では新しい種別の設定であり、約11年ぶりの急行列車復活でした。当初は基本的に20分間隔の運転で少々中途半端な存在だったものの、インパクトは十分にありました。
使用車両には、それまで朝夕のラッシュ時のみしか動いていなかった2000形8両編成が抜擢されました。通勤形格下げ改造後に暇を持て余し気味だった同形が戻ってきたということで、個人的にも嬉しく思ったものです。

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他方で同年6月29日には、50年以上にわたって運用されてきた旧1000形が遂に引退。最末期は6両編成が本線普通、4両編成が大師線専用というイメージでしたが、エアポート急行を代走したり夜の特急運用に入ったりするなど、最後まで頻繁に話題に上ったと記憶しています。
事業用貨車の牽引用として2両編成が年度末まで残ったので、正式な形式消滅は2011年ということになりますが、実質的には2010年に姿を消したと言ってよろしいかと思います。


そんなに昔というイメージは無かったのですが、気づけばあれから10年が経過。10年前の京急のことを思い出そうとしても、記憶の断片がおぼろげに思い浮かぶのみ。日中にも10分毎に走っていた12両編成、800形の快特、金沢文庫⇔新逗子を往復する普通…他に何があったかな?

【京急】黄色い電車の7年目

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緊急事態宣言の解除は6月以降にずれ込む見通しとなり、思いっきり外で遊べる日は当分先になってしまいましたので、過去画像の蓄えが乏しい私はブログ更新のネタに窮しています。今回は苦し紛れにイエローハッピートレインの話を捻り出しました。

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新1000形1057編成は2014年4月に黄色へ塗装が変更されました。「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」として走り始めてからもう6年以上が経ち、すっかりお馴染みの存在となっています。事業用車であるデトの塗装をイメージしたということでしたが、実際の色合いは明るめ。試運転でその姿を初めて見た時の衝撃は今でもよく覚えています。

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営業運転ではドアの部分を銀色とし、西武を強く意識したスタイルに。この頃は、黄色一色は「試運転の時だけの珍しい光景」などと言われていましたが、今になって振り返ってみれば、ドアが銀色だった期間の方が短かかったのです。

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2017年に全般検査を受けた際も、外観にドア部以外の変更点はなく、今日もこのスタイルのまま運行中。当初は2014年から3年程度と発表されていましたが、先月の重要部検査でも塗装は変更されず、結局少なくとも2023年頃までこのスタイルが維持される見込みとなりました。
2023年には同編成が製造から18年近く経つことになりますので、ぼちぼち更新工事の話が聞こえてきそう。いつぞやのブルースカイトレインのように別編成と交代するかもしれません。え、もしかして廃止になる?

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最後にだいぶ前に撮った原色時代の1057編成の写真を。昔の赤と白の塗装に戻る日は、まだまだ先の話になりそうです。

【京急】A New Destination

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新型コロナウイルス感染症のニュースを抜きにしても、JRグループのダイヤ改正の話題に隠れがちな京急の駅名改称。とりわけ「新逗子」→「逗子・葉山」への変更は、車両側の行先表示機にも手が入ることから、かなり大きな変化だったと言えます。ということで、先日は久しぶりに金沢八景へ足を運んで数枚撮ってきました。
逗子線直通列車は10分毎に来るので気楽にカメラを向けられます。京急の営業用車両は全て行先表示機がフルカラーLEDですが、この駅に到着する列車は低速なので撮影は難しくありません。しかし、昔のLEDだと視認性が悪いですね。

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近年換装された編成の方が写真映えもずっとよろしいですね。ところで、行先に中黒が入っていると、あたかも逗子行と葉山行が併結されているように見えてしまいますね。4+4両編成だと尚更であります。

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この日の本命は都営5300形の「逗子・葉山」表示。浅草線の車両は既に半数超が新型に置き換わりましたので、旧型もチャンスがある時に撮って損はありません。5500形の「新逗子」表示と並ぶ過渡期ネタとなりそうです。

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「新逗子」表示に比べると、「逗子・葉山」は文字数的にも音の響き的にもネーミングセンス的にも違和感を覚えてしまいますが、これはまぁ慣れの問題でしょうか。しかしそれにしても、逗子線の終着駅は結構頻繁に名前が変わりますねぇ…開業から90年でこれが4つ目かな?

【京急】新春恒例行事+α

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正月期間恒例の干支ヘッドマークを掲出した大師線を撮ってきました。いつもと違い、今回は手を抜いて港町駅のホーム先端から。例年は元日から節分の日まで取り付けられますが、太陽の高度の都合上で期間後半の方が撮りやすいので、いつも間際になって駆け込んでいます。しかし今年は、1月後半から不安定な天気の日が続きましたので、少々気を揉みました。なお、来年は節分が2月2日になりますので、もしかしたらヘッドマーク掲出期間も1日短くなるかもしれません。

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ついでに都営5300形の「新逗子」表示も撮ってきました。駅名変更が間近に迫る中、周囲が暗く前面LEDが見えやすい写真も手元に残してきたかったのです。今のところ5300形と5500形はおよそ半々といったところですが、年度が替わると5300形は更に数を減らしますので、早めに色々撮っておきたいところですね。

久しぶりの京急線撮影はこんな感じでした。次にこの路線でカメラを構えるのは「逗子・葉山」表示が出る頃かな。
プロフィール

KHKQ

Author:KHKQ
横浜→東京→多摩→倫敦
京急を中心に広く薄く撮影
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