【京急】エアポート急行と1500形、まとめてさようなら?

私は初日の朝に、無難な編成写真とヘッドマークの写真だけ1枚ずつ撮って終わりにしました。ちなみに、2日目は人身事故によるダイヤ乱れ、3日目はそもそも昼過ぎに運用終了とあって、意外に撮影や乗車のチャンスは多くなかったようです。

もっとも、同種別が登場した2010年から毎日のように京急を見てきた身としては、慣れ親しんだ「エア急」という呼び名が無くなって違和感があります。駅の電光掲示板にも、新旧両方の名称が混在し、一部の駅員や乗務員が取り違えるなど、少々混乱が見受けられます。とはいえ、大した問題があるわけではないし、すぐに慣れることでしょう。

さて、新1000形1701編成が先日落成し、1500形4両編成は全廃間近。それもあって、今回の1525編成のヘッドマークには、車両の引退を記念する意味合いも含まれているようにも思えました。2016年に大師線を走った2000形2451編成を想起させます。
ただ、1701編成は今のところ営業運転開始には暫くかかりそうな雰囲気なので、1521編成と1525編成はもう少し走り続けることが出来そう。「さようなら エアポート急行」が最後の花道になる可能性も十分ありますが、最後にもう1つ何かあると嬉しいですね。
ところで、今月は今日を含めて全ての金曜日に記事を投稿する予定です。それでは皆様、また来週。
【京急】新車とエア急+α…手遅れにならぬうちに

1501の番号は、先代1500形の廃車から半年足らずで再利用されることになりました。番号再利用自体は珍しくないとはいえ、この短期間での復活は他に例がないのではないかと思います。


【京急】増結見物の機会、激減?
金沢文庫駅にホームドアが設置されました。4番線は先月22日、3番線は29日の終電後に工事が行われ、翌日から一部列車の停止位置が変更されました。これにより、下り列車をバルブ撮影出来る主要駅が全滅した…との声も聞こえます。
私もこの駅で夜に色々な写真を撮りましたが、それはまた別の機会に回すとして、今回はホームドアが設置される前に増結作業を見物に行った時のお話です。

ご存知の通り、京急は文庫で増解結作業を毎日のように実施しており、同駅以北では12両編成の列車が多く設定されています。かつては日中も行われていましたが、現在は朝夕ラッシュ時のみとなっています。

4番線は前4両、3番線は後4両増結と決まっています。私は高校〜大学時代によく前4両の増結車に座って通学していました。先日数年ぶりに連結作業を見て、あの頃の椅子取りゲームの思い出が蘇りました。

こちらは後4両の増結作業。個人的には3番線の連結作業の方をより多く目にしています。平日朝の快特はもちろん、今は無き日中の羽田空港行き増結なども懐かしく感じますね。

スタッフは昼間だと旗を振るのに対し、夜はカンテラを使っています。最近だと無線を使う事業者が多く、このような旧来の手法は徐々に少数派となりつつあるとか。
さて、ホームドアが設置されたということは、ちびっ子に人気の連結作業を間近で眺めるのが難しくなったことも意味します。増結作業自体は直ちに廃止されるわけではないのですが、至近距離で見物することは少々困難になります。ホームドア未設置駅での増結作業自体は、京急なら少数ながら品川で実施されているほか、京急以外でも金沢文庫の近くなら横須賀線の逗子駅もあります。とはいえ、今後もホームドアの設置が進み、増解結する列車が減れば、このような光景も徐々に珍しいものとなっていくのかもしれません。
私もこの駅で夜に色々な写真を撮りましたが、それはまた別の機会に回すとして、今回はホームドアが設置される前に増結作業を見物に行った時のお話です。




さて、ホームドアが設置されたということは、ちびっ子に人気の連結作業を間近で眺めるのが難しくなったことも意味します。増結作業自体は直ちに廃止されるわけではないのですが、至近距離で見物することは少々困難になります。ホームドア未設置駅での増結作業自体は、京急なら少数ながら品川で実施されているほか、京急以外でも金沢文庫の近くなら横須賀線の逗子駅もあります。とはいえ、今後もホームドアの設置が進み、増解結する列車が減れば、このような光景も徐々に珍しいものとなっていくのかもしれません。
【京急】15年ぶりの幌付き?


1800番台導入時に京急が思い描いていた柔軟な運用は、今なお実現の兆しが見えません。結果的に「少し扱いにくい4両編成」という位置付けに留まっており、今後も貫通路を積極的に使用する運用は期待薄ですから、幌の出番もほとんどない状態が当面続きそうです。そういう意味では、渡り板のない「飾り幌」とでも言うべき姿とはいえ、カメラに収めることが出来たのは幸運でした。
【京急】番号再利用の歴史


このような付番方法になった詳細は割愛しますが、相互直通運転先の会社の車両と番号が重複しないように制限があることから、限られた番号の空きを活用しようと苦心した痕跡が見られます。


なお、一番再利用までの期間が短かったのは1305及び1306で、2010年6月30日の旧1000形廃車→2011年4月15日の新1000形新造と、9カ月半での復活を果たしています。

以上は平成以降の話ですが、カルダン駆動方式の電車全体に対象を広げると、番号の再利用は更に3例ありました。
- 600形は1986年に全廃され、8年後の1994年に現600形が登場。
- 700形は1966年に600形へ改番され、その1年後に4扉の700形が登場。
- 800形は1965年に旧1000形へ編入され、1978年には4扉の800形が登場。
このように、番号の再利用というのは京急では何度も見られましたから、今更1501編成が「復活」したところで別に異例でも何でもないのです。そして、1000番台が枯渇している現状は今後も当分続きますから、再利用は今回が終わりではないでしょう。1500形の廃車が進めば1700番台や1900番台も空きますから、この辺の番号もすぐに埋まる日が来るかもしれません。
ちなみに、特定の車両番号が復活するのに要した期間は、先述の通り最短で1305と1306の9カ月半でした。今回の1501はその記録を更新することになるのか、ちょっと注目ですね。