【京急】夜の撮影、そろそろおしまい?

今月は多忙でなかなか撮影に出かける機会がなかったのですが、合間を見て夜に京急を何枚か撮っておりましたので、その時の写真を雑多に並べます。


a-P1007701.jpg
平日夜の普通堀ノ内行。この行先自体は午前中の久里浜線内でお馴染みですが、品川方面から定期運用が設定されたのは恐らく20年ぶりくらいではないでしょうか。何故久里浜ではなく堀ノ内で止めてしまうのか理解に苦しむところですが、他にも横浜駅等での接近放送ではきちんと読み上げられないなど、準備不足というか無理やり作った感が否めない列車です。これは案外短命に終わってしまうかもしれません。


a-P1007680.jpg
1500形トップナンバー編成の快特。1500形の4両編成は全滅の日が近づいており、見かけた時にはなるべくカメラを向けておきたいもの。鋼製車と呼ばれる初期車は、最近だと大師線に入ることが少なくなっている代わりに、増結運用に回る頻度は若干上がっている印象です。ただ、夜の増結運用は後ろに付くこともあって、金沢文庫以外ではなかなか撮れない印象です。


a-P1007769.jpg
こちらは都営5500形。何の変哲もない1枚ですが、個人的にちょっと好きな車両でもあり、「快特 印西牧の原」という表示の組み合わせが撮りたくなったので、こちらもカメラに収めておきました。同形の行先表示機は写真写りが非常に悪いので、こういう時でもないと表示が読めません。ところで、5500形は27本全てが出揃って久しいのに、5300形はまだしぶとく残っているようですね。


さて、このような日常の光景を何故わざわざ撮影しているかと言うと、バルブ撮影という概念そのものが死語になりつつあるからです。大都市圏ではホームドアの設置工事が進み、今後は中規模の駅にも及ぶことは想像に難くありません。ここ金沢文庫駅ももうすぐ工事が本格化するとのことで、快特停車駅で夜に撮影可能な駅はこれでほぼ全滅と言えるでしょう。ありきたりな写真でも、今のうちに押えて損はなさそうです。

テーマ : 鉄道
ジャンル : サブカル

【京急】干支HMの代わりに

a-P1007596.jpg

a-P1007485.jpg
川崎区50周年と東海道川崎宿400周年を記念して、600形4連2本にシール式ヘッドマークが掲出されています。私は最初、652編成と653編成で別々のHMを付けているのかと思っていましたが、両編成ともに前後で2種類付けており、しかも取り付け順がこの2本で逆になっているという紛らわしさ。すなわち、652-4と653-1が川崎区50周年、652-1と653-4が川崎宿400周年。私もすっかり混乱してしまいました。
大師線では、長年続いた干支ヘッドマークが一昨年をもって終了してしまいましたが、今年は一応埋め合わせがあります。


IMG_6286.jpg
さて、時間が少々余ったので、近くにある郷土史の資料館(東海道かわさき宿交流館)にも足を運びました。10年ほど前に開館したらしく、入場料が無料ながら割と楽しめる内容でした。この日は年末年始故にガラガラでしたが、普段は小中学生の見学会などもあってそこそこ人が訪れるそうです。


IMG_6290.jpg
この道は、今でこそ何の変哲もない街中の道路ですが、かつての東海道そのものだったそうな。歩道のあちこちに「旧東海道」と書かれており、歩道上の電力設備の箱にも浮世絵が描かれる気合ぶり。とはいえ、先の交流館も含めて川崎市以外では実に知名度が低く、観光資源を全然活かせていない印象を受けました。


a-IMG_6323.jpg
この道をまっすぐ多摩川へ向かえば、六郷の渡し跡に辿り着きます。もっとも、このモニュメントは見落としそうなくらい地味だし、明治天皇が船で渡ったというだけですので、そこまで面白くも無いと思います。ここまで来ると、京急川崎より六郷土手又は港町駅の方が近いです。わざわざこんな場所に足を運ぶもの好きな方はいないと思いますが、念のため。

テーマ : 鉄道
ジャンル : サブカル

【京急】コロナ禍とウィング・シート

a-P1001325.jpg
転換クロスシートの無料特急という、関西を彷彿とさせる列車を運行している京急電鉄の快特。それに指定席車両が設定されたのは今から3年前、2019年10月のことでした。2100形8両編成のうち、三崎口側から数えて2両目が「ウィング・シート」と名付けられ、土休日の昼間に概ね40分間隔で運行されています。神奈川県内を発着する快特のうち、都営線直通列車の大半は先の改正で特急に格下げされましたので、今残っている快特のちょうど半分ですね。

a-P3530800.jpg
上り下り共に上大岡までの快特停車駅で乗車出来ます。空席があれば当日現金を持って飛び乗ることも出来るようで、これはかつてのウィング号(夜の下り列車)でもお馴染みでしたね。向こうは商売ですから、そういう機会を逃すはずがありません。

a-P1001326.jpg
このウィング・シート、設定直後は知名度の低さ故か全然客が乗らず、すぐにコロナ禍による外出自粛が始まってやはり全然乗客がいない日々が続きました。そもそも緊急事態宣言が出ていた頃などは、通常の自由席として運用されていました。ただ、去年くらいからは密を避けるべくガラガラの指定席を選ぶ人が少数いたような話を聞いた記憶があります。最近では定着の兆しもあり、時間帯によってはそこそこ席が埋まるようです。

a-P3530697.jpg
ウィング・シートは今後拡充されるのでしょうか。世界中どこを見渡しても、鉄道会社はコロナ禍による利用客数の激減に苦しんでおり、京急も例外ではありませんから、少しでも収入を増やそうとしてくるのは想像に難くありません。中長期的には拡充されると考えられ、8両中1両から2両に増やすのは些か性急に感じますが、平日にも設定したり、土休日の快特全てに設定したりする可能性は十分あるといえ、その両方を追求するかもしれません。
減便と併せて追加料金を支払わない車両の混雑度が増せば、一定数の利用者が否応なしに課金することになるでしょう。沿線住民にとっては面白くない話ですが、大方本社の方々が既に算盤を弾いているのではないかと思います。

【京急】浅草橋行再び

昨日の高砂駅付近での脱線事故では、京成及び北総線が10時間以上も不通になり、沿線住民のみならず成田空港の利用客にも大きな影響が生じました。事故調査は初期段階にあるかと思いますが、現時点での新聞報道等を見る限りでは「内規に違反した退行」が原因だということで、「無断でバック」という文章も散見されます。私は鉄道のプロではないものの、もしこれが本当であれば、この構内運転士は擁護のしようがありません。外野が騒ぐまでもなく、既に当局及び会社が善後策を講じていることだと思います。


a-P1002905.jpg
運転見合わせが長時間に及んだため、相互直通先である浅草線や京急線にも影響が出ていました。浅草線直通列車は品川での折り返しとされ、その後も一部列車は浅草橋折り返しとなっていました。浅草橋行きは昨年の一時期に毎日のように走っていましたが、本来はほとんどお目にかかるはずのない表示故か、チラホラと写真を撮っていらっしゃる方を見かけました。


asakusabashi-side.jpg
かく言う私も、せっかく目の前に来たので、今回は側面表示だけ簡単にスマホで撮っておきました。私の勝手な想像だと、横浜方面だと浅草橋を越えて押上や青砥まで乗る人は多くなく、影響は限定的だったのではないでしょうか。もっとも、羽田空港方面だと話は大きく変わりそうですね。


ヒューマンエラーを全て防ぐことは出来ないし、完全自動化すれば100%安全とも限りませんが、鉄道会社は再発防止に力を入れて頂きたいところです。今回の事故車の動き如何では、本線を走行する列車に衝突したり、踏切を通る通行人を轢く恐れもあったので、怪我人がいなかったのは不幸中の幸いでした。

テーマ : 鉄道
ジャンル : サブカル

【京急】利便性の向上か、自滅への道か

a-P3410199.jpg
京急が11月26日に行なうダイヤ改正は、既にかなりの話題となっています。このご時世に鑑みて、朝ラッシュ時の減便や増結列車の削減は概ね大勢の予想するところでしたが、都営浅草線⇔羽田空港・横浜直通快特の特急格下げと、横浜方面のエアポート急行の半減は、やや驚きをもって受け止められたようです。


a-P1460525.jpg
横浜方面からの都営線直通列車(SH快特)を特急に格下げするのは、1999年以前の運行形態を覚えている身としては、懐かしいという気がしないでもありません。あの頃は品川発着のA快特と、都営線直通のH特急が交互に走っていました。ただ、快特が10分おきに走る現行のパターンが定着して久しいことから、しばらくは利用客が混乱しそう。「20分あたり2本」というのと「10分に1本」は似て非なるものです。


s-P3530737.jpg
少し驚いたのが、羽田空港を発着する快特の一部を特急に格下げすることです。コロナ禍における鎖国がようやく終わり、外国人観光客を含め空港の需要が増えるのは確実なのに、現行の快特より所要時間が増えるのは避けられない情勢に。たった数分の違いではないかと思う人もいるでしょうが、割合にすると結構なスピードダウンです。
あと、JRの羽田空港アクセス列車は10年足らずで開業することを忘れてはなりません。JRの東京⇔羽田空港は、京急の品川⇔羽田空港(特急)よりも所要時間が遥かに短くなるので、これについては後者に勝ち目はありません。まさか、今から勝負を投げたのでしょうか。


a-P1005715.jpg
なぜ都営線⇔空港直通列車を格下げするか。それは、エアポート急行の半減と密接に関係しています。端的に言えば、エア急の減便により糀谷~天空橋の各駅を発着する列車が20分間隔になってしまいます。そのため、快特を格下げすることで現行水準の本数を保とうというわけです。
エア急の半減自体、結果的にJRと直接競合しないはずの区間も自ら需要を潰しているのですが、それはさておき。


輸送人員が減少したからと言って、稼ぎどころの空港アクセスを不便にするのは不合理のように思えます。そのようなこと、社員は百も承知のはずです。これは、何かやむを得ない事情によって大きく減便せざるを得なかったのではないかという推定が働きます。最早想像の域ですが、既に一部で報道されているように、京急は劣悪な労働環境により現業が人員不足に陥る悪循環にあります。私個人としては、乗務員不足が今回の改正にかなりの影響を及ぼしているのではないかと思っています。
会社としてはこの辺を削っても問題ないという判断なのでしょうが、果たしてどうなることやら。


a-P1003229.jpg
横浜方面⇔都営線直通特急に関連して、もう1つ少し気になる点があります。快特からの格下げで、快特の停まらない一部の特急停車駅では逆に本数が増えています。金沢八景以北では、エアポート急行が半減になった分を埋められるかどうかといったところかもしれませんが、追浜と汐入については純増に見えます。ただ、両駅を取り立てて優遇する意味も無さそうなので、私としては遠からず金沢八景以南の普通列車も削減されるのではないかと疑っています。


どこの国の公共交通機関も、コロナ禍による需要減少が回復せずに苦しい状況に置かれており、もちろん日本も例外ではありません。ただ、今回の京急のダイヤ改正、会社はウェブサイト上で「利便性の向上」を謳って華やかに取り繕っていますが、特に空港アクセスの削減は、京急の中長期的な経営目標とは相反するようにも思え、一体何がしたいのかというのが率直な感想です。もちろん、2030年頃にJRが新規開業する際に、京急も何かしらの手を打つことにはなるでしょうが、この会社の将来には一抹の不安が拭えません。
プロフィール

KHKQ

Author:KHKQ
横浜→東京→多摩→倫敦
広く薄く撮影中、一応古巣は京急
SNS一覧
ウェブサイトはこちら

カテゴリ
JR (45)
検索フォーム
カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
最新記事
アクセス数カウンター