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動態保存車、再びの「引退興行」

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ロンドン交通博物館所有の動態保存車1938ストックによる団体臨時列車が、先月に引き続き運転されました。3週間前のツアーが大好評だったことを受けて、急遽追加で設定された次第です。今回はDistrict線でロンドンを横断して、東端のUpminsterまでの行程でした。天気は曇時々晴といったところで、残念ながら本命通過時には薄い雲がかかってしまい、思ったほど綺麗な写真にはなりませんでした。この国は安定した快晴の日が少ないので、仕方ないですね。
復路の撮影をどうしようか悩みましたが、にわか雨の予報だったのでそのまま帰宅することにしました。

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待っている間にPiccadilly線の1973ストックも撮影。構図確認のついでに撮っただけとはいえ、この1973形は馴染み深い車両なので、きちんと枚数は稼いでおきました。ところで、この区間も複々線だったんですね…District線と並行するActon Town以東だけかと思っていましたワ。そうそう乗る区間でもないから気づきませんでした。

大人気の1938形ですが、今度こそCircle・District・Hammersmith & City・Metropolitan線の運行は最後かな?でもこの調子だと案外また走ってもおかしくなさそう(笑) 保安装置の切り替えもきっと予定通りに進まないし…。

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動態保存車、最後の団臨?

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いくら動態保存車といえども末永く安泰というわけではなく、最新の保安装置に適合せず本線を走ることが出来なくなる…それは何も伊豆急行に限った話ではなく、ここでも同じことのようです。


昨日はロンドン交通博物館所有の1938ストックによる団体臨時列車が、ロンドン西部~中心部を一周する形で運転されました。1938形はその名の通り1938年に登場した小型車両で、50年もの長きにわたって運用されました。40代以上の人には、今でもロンドン地下鉄の代名詞的な存在として認識されているそうです。現在は4連1本が動態保存されています。

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まずはDistrict・Piccadilly線の複々線区間へ。この区間は駅先が撮れそうで撮れない駅ばかりで、そもそも内側と外側のどちらを走ってくるのか分からなかったので、先客に話を聞いて後ろから構えました。結果は外側線で、ギリギリ影にかからず一安心。動いている実物を見るのは初めてで、丸ノ内線の500形より少し色が暗い印象でした。

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早めの昼食をとった後、折り返しのMooorgateでバルブ撮影もどき(手持ちなので)。何故か定刻より5分ほど早く到着しましたので、ヘッドライトが見えた時は少し慌てました。暗い色の電車なので順光下じゃないと色が映えないかと思いましたが、地下鉄車両なので暗くても雰囲気は十分に出ます。あ、よく見ると行先表示も変えられていますね。

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こちら側の先頭はトップナンバー。前面行先表示は幕ではなく、ヘッドマークを後ろから差し込んで白熱灯で照らすスタイルです。しかしその照明は前照灯と共用なので、前照灯を消されると行先も読めなくなってしまいます。
それにしても、本当によく手入れされていますね。車内の薄暗い灯りもきちんと再現されています。

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午後の部は順光になる場所がほとんど無さそうだったので、無理に追いかけず跨線橋から手とレンズをいっぱいに伸ばして終了。記事一枚目の写真のとおり、途中まで最新鋭のS8ストックと並んでいましたが、あれは狙っていたのかな。

この日は天気に恵まれ、貴重な動態保存車両を追いかけることが出来ました。ここまで本腰を入れて電車を撮ったのは久しぶりで、イギリスに来てから初めてだと思います。本当に楽しい一日で大満足でした。


ツアーの参加者を見てみると、鉄道ファンばかりかと思いきや意外に女性も多く、若いカップルも少なくありませんでした。年配の夫婦も多く、昔を懐かしんでいたのでしょう。これが日本だと、カメラを首から下げたチェックシャツの運動不足眼鏡マンと相場が決まっていますが、老若男女が集まっていたのは少々意外に思いました。
また、撮影者もMoorgateを除けば全然いませんでした。日本だったら各駅に数十人ずつカメラを持った連中が集まり、警備員や駅員が出てロープを張って混乱していることでしょう。理由は幾つかあるでしょうが、オイスターカードの時間制限が厳しいため場所取りが出来ないのと、基本的にイギリス人鉄道ファンは光線に無頓着で構図の選び方も非常に下手だというのが大きいかと思います。しかし、和気あいあいと楽しく写真撮影を楽しむ本来の鉄道趣味の姿は、我々日本人鉄道ファンも今一度思い出す必要があるでしょう。殺伐とした雰囲気でカメラを構える日本は異常だと思います。

Circle・District・Hammersmith & City・Metropolitan線では保安装置の大規模な更新が予定されており、保存車両の運行が間もなく出来なくなることから、上述の4路線では事実上のさよなら運転となるとのこと。従って、1938形がこれらの路線を走るのは、これで最後になる可能性もあります。2/27追記:好評につき3月中旬にもう一度運転されることが決まりました。なお、他路線でも保安装置の更新が既に進められており、残りはBakerloo及びPiccadilly線の一部区間だけになりますが、両線とも遠からず大規模な改修工事が行なわれます。Metropolitan線の支線も走れそうに見えますが、本線がダメだと回送することも難しいですから、あまり期待は出来ません。となると、相当の金をかけて改造工事を施さない限り、保存車両はもう本線を自走出来ないことになります。残念ですが、将来の見通しは厳しいと言わざるを得ないですね。

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アンダーグラウンドとオーバーグラウンド

2月に入り少しずつ日が長くなってきました。高緯度帯なので日本以上に建物や木の影が長く伸びるものの、晴れさえすれば趣味が楽しめるようになりつつあります。太陽が出る頻度も少しずつ増えており、日照不足に悩む身としては嬉しいです。

少し空いた時間にロンドン近郊で地下鉄を中心に何枚か撮りましたので、その写真を何枚か貼ってみたいと思います。


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Piccadilly線の1973ストック。その名の通り1973年に登場した小型車両で、製造から40年以上経っているのにまだバリバリ現役です。私が以前イギリスに住んでいた時は、ロンドンで遊ぶ→中華街で夕食をとる→King's Crossから帰るというのが定番だったので、あの時代最もよく乗った車両です。居住性悪いから好きではないけど。

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ここはMetropolitan線との共用区間なので、同線のS8ストックと頻繁に並びます。S8形は大型車両で、1973形と車高が1m違うので、並べてみると大きさが一目瞭然ですね。間近で見るともっとよく分かります。

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この駅は折り返し列車が引き上げ線に居座るので、1973形単独の撮影は予想に反してかなり手間がかかりました。1973形は現在の計画で2023年から置き換えが始まるとのことですが、どうせ年単位で遅れることでしょう。

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Central線に転戦して1992ストック。1973形の次に古いのはこれですが、歳の差は何と20年。近年更新工事を受けて前面の印象は若干変わりましたが、リニューアルの内容は期待を大きく下回り(友人談)、字幕式の旅客案内装置も取り付けられませんでした。うんと古いわけではありませんが、乗客の評判は悪いようです(通勤で毎日乗る友人は全員酷評)。

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別の日に、今度はOvergroundへ。終焉間際のクラス172気動車も適当に撮影しました。この名前に芸の無いの無いGospel Oak to Barking線は、Overgroundでは唯一の非電化区間でしたが、この度ようやく電化工事が完了して電車化されることに。このクラス172は車齢が若いので、イングランド中部に転属するそうですね。

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既にクラス378電車も運用に入っていました。いつもの5両編成のつもりで構えたら、この区間は4両編成だったのか…。クラス378も更新工事が始まりましたし、新車クラス710電車の投入も控えているので、まだまだ楽しめそうです。ただ問題が一つ…私がいるうちに本当に営業運転に入るかしら(計画ではとっくに走っていなきゃいけないのに)。


こんなところでしょうか。Overgroundはガーター橋兼用になっている朽ち掛けたホームが少々邪魔でしたが、他の場所に行って撮り直すのもちょっと面倒くさいので、これで妥協しちゃおうかなー。

最近の鉄道写真撮影

既に何度か書いておりますが、この国は冬になると基本的に晴れ間というものがほとんど存在しないので、順光主義の私にとってはなかなか遊べない季節です。稀に晴れると、日光を浴びつつ運動をしつつ、カメラを持って数十分ほど趣味活動に勤しんでおります。せっかくなので、一応先月から先週にかけて撮った写真を雑多に並べてみましょう。



(1) Liverpool Streetでのバルブ撮影(もどき)

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先日の記事でチラッと写真を載せたのですが、Liverpool Street駅に来る車両は、国鉄時代に製造された吊り掛け駆動の旧型電車が大半で、日本で言えば旧型国電が最後の輝きを放っていた1970年代の趣が残っています(音だけなら)。この駅では不格好な国鉄電車がたくさん発着しており、上の写真のように時々客車列車も入ってきます。
計画では今年から来年にかけて新車の大量投入が予定されているので、国鉄形車両の楽園も長続きはしないかもしれません。まあ、どうせ計画は年単位で遅れるだろうと思いますがね。この国のことだからね。


(2) 夕方のSouth Western main line

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年明けにポストを撮った帰り道、よく晴れていたのでちょっと寄り道してSouth Western Railwayの写真を3枚ほど。イギリス南部の路線は第三軌条で電化されている例が多く、一見非電化路線かと錯覚します。これはクラス444という名前で、日本では絶対に付けない番号ですね(笑) 何となく見慣れた雰囲気かと思いましたが、2004年登場なので私が住んでいた時代より後にデビューしたようです。この塗装は割と好きです。

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お顔だけ見れば瓜二つのクラス450。コイツは2002年登場で、Salisburyに行く時に乗った記憶があります。この塗装も悪くはないのですが、ちょっと鮮やか過ぎるかなあ…。日本でこんな色合いの電車ってあったっけ。

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クラス159…おや、正真正銘の気動車が姿を現しました。このグループは基本的に地方路線の普通列車に運用されるので、6連の長編成を組むのはちょっとした迫力です。キハ40系の6連に比べるとインパクトはずっと弱いけど。

もうちょい撮ろうかと思ったのですが、ビル影がせり出して終了。ちなみに光線の具合から夕方に見えますけど、実は午後2時過ぎなんですよね…北国の冬は滅多に晴れないし、晴れたとしても日が短いです。


(3) Oxfordで1枚

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Oxfordからの帰りがけに駅で撮ったクラス220。これは16年前にイングランド中部で当たり、新型車両だと大喜びした記憶があります(乗り心地は大したことなかったけど)。しかし曇天かつ日没間際な上に、元々の塗装が映えにくい色なので写りが悪いですね。灰色を基調としたCross Countryの塗装は、晴天下じゃないと発色が残念なことになります。


(4) 10日ぶりの快晴

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滅多にない青空!雲一つない青空!こんな天気をみすみす捨てるのはもったいない…ということで、カメラを掴んでちょいとお出かけ。Canterburyに行った際に撮った電車群ですが、きれいに編成写真を撮り直せて大満足です。まずはクラス465で、私にとって最も馴染み深い外観の電車です。この顔とこの音が素晴らしい(但し足回り未更新に限る)。

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同じクラス465でもメーカーが異なり番台区分が変わると、同じ形式でも結構な差異が現れます。日本でも英国でも、通勤電車というのは細かいところにこだわると途端にオタクの沼に嵌まっていきます(笑)

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クラス375…製造時期的にも両数的にも、このシリーズは「ロンドンのE231系」と呼ぶのが適当だと勝手に思っている形式です(笑) この国の鉄道車両は基本的に前面が黄色いので、側面の塗装は濃い色の方が良いと思います。

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比較的新しい形式でも、製造時期によって差異が見られます。特に前照灯は雰囲気をガラリと変えますね。ただ、このボンバルディア製のエレクトロスターシリーズは、基本的に何をどうしてもダサい顔という第一印象を払拭できておりません。何がいけないんだろうなあ…馬鹿でかい貫通路か、古臭い前照灯デザインか。全部か?


(5) Victoriaにて

ターミナル駅の場合、屋内のため昼間でも暗いホームが多いので、バルブ撮影(もどき)が出来ます。カーブや短い屋根のせいでうまく撮れないことが多いのですが、ここのホームは直線で外の光も差し込まないので、撮影には悪くない場所だと思います。走行写真は春以降に天候が良くなってからのお楽しみということで。

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Southernのクラス455。この前面デザインはなかなか残念な出来栄えで、「全英ぼくが選ぶダサい電車選手権」の優勝候補です。更新工事で不細工ぶりに磨きがかかった印象で、どうも大きくて丸い前照灯というのが良くないみたい。

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お隣に停まっていたGatwick Expressも1枚。昔はもっと不格好な電車だったけど、今はクラス387で運用されているのですね…でも不細工な顔は相変わらずです。Gatwick空港は17年前にアリタリアに乗る際使いましたが、元々ロンドン中心部から南にかなり離れているので、Cambridgeからだと更に遠くて大変でした。

クラス377も撮りたかったのですが、対向列車や留置車両が絶妙な位置に停まっており、残念ながら1枚も撮れませんでした。まあこの路線の最大勢力なので、日を改めてまた見に行くとしますかな。

ところで、カメラを持ってホームを歩いていると、駅によっては頻繁に駅員に声を掛けられます。大半は親切心から「君、ホーム分かる?」と聞いてくるだけで、「ありがとう、でも電車を撮りに来たのでまだ乗らないの」と言えば終わりですが、たまにネチネチ言ってくる人がいるのは日本と同じですね。「有効な乗車券は持っている」「乗客や職員は写していない」「お目当てを撮ったら撤収する(但しすぐとは言わない)」と言えばそれ以上何も言われませんが。


(5) ダイヤが乱れた日の寄り道

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信号故障という恒例行事でCircle線の本数が大幅に減っていた日、駅員の案内に従って迂回する際に降りた駅が何となく撮れそうだったので、S7ストックにカメラを向けてみました。私は日常的にCircleないしHammersmith & City線に乗るので、多分ロンドン地下鉄の中でS7形が最も多く乗った車両になると思います。デザインは別に良くも悪くもないですが、ロンドン地下鉄初の冷房付き車両で乗り心地も割と良く、個人的には結構好きかも。


最近の趣味活動はこんな感じ。サマータイムに入らないと、撮影にはちょっと厳しいシーズンが続きそうです。

冬休み最後の一週間、鉄道に振り回された日(々)

冬休みはもう終わってしまいましたが、先日書きそびれた休暇終盤の話を書いてみます。この1週間は鉄道に関するゴタゴタによく巻き込まれた印象です(撮り鉄ネタではありません…一応念のため)。


<1. 意味不明な表示の地下鉄>

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※写真はイメージです
何気なくCircle線に乗ろうとしたところ、やって来た電車は"District line" / "All stations" / "Ealing Broadway"と表示しており目が点に。Ealing BroadwayはDistrict線の終着駅の1つで、Circle線内で表示するのは明らかな誤り。"All stations"という種別表示も完全に場違い。一体この電車は何線でどこに行くのか全然分からず、ホーム上も車内も乗客は大混乱。しかも運転士が「この電車はDistrict線Ealing Broadway行きです」などとグチャグチャの間違った放送をする始末。単に機器の誤表示を棒読みしているだけなのか、それとも乗務している路線をきちんと把握出来ていないのか…。

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※Baker Streetにて
駅の発車案内はこの体たらく。電車の行先案内が狂っているので、何の解決にもなっていません。鉄道オタクの私は、「車両がオールロングシートのS7ストックな段階で、Hammersmith行以外あり得ない」とすぐ気づきましたが、ドアが閉まるまでの10秒以内にこの答えを出すのは容易ではありません。正真正銘のDistrict線始発駅でもあるEdgware Roadでは、更なる大混乱を引き起こしたことでしょう。絶対にDistrict線の電車だと信じて乗っちゃった人がいたと思います。

えー、ロンドン地下鉄の路線図をご存じない方のために要約しますと、「別にダイヤが乱れているわけでもないのに、行先及び路線の表示が全く狂っており、しかも運転士がそれに気づかず平然と間違ったアナウンスをしているので、恐らく乗った後に『話が違う!』と慌てた人が相当いたんじゃないか」ってことです。以上!


<2. 遅延と運休の洗礼>

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この国の鉄道が全然まともに動かないのは今に始まった話ではありませんが、久しぶりに大きな遅延に巻き込まれました。寒いなー早く電車来ないかなーと思って発車案内を見れば、私が乗ろうとしている列車だけに"Delayed"の表示。何が厄介かって、いつ来るのか見当がつかないところです。これは遅延時分が確定していない時に出る表示なので、5分かもしれないし50分かもしれません。手元のアプリで走行位置を見ていましたが、3分ごとに遅延時分が5分ずつ増えていったので、こりゃ駄目だろうなと思っていたら案の定。当該列車は始発駅から1駅(所定3分)で早くも運休になり、後続列車を30分も待つ羽目になりました(もちろん運休理由の説明は一切無し)。私には遅延を間一髪回避する第六感があり、日本でもロンドンでも随分これに助けられたものですが、ここに来て遂に悪運が尽きました。
ちなみにイギリスでは、30分以上の遅延で払い戻しを請求出来るので、試しに申請してみました。返ってきたところでどうせ2ポンドちょいですが、何事も経験です(笑) 《1/14追記》返金はされましたが、後続列車に乗ったと仮定して29分しか遅延しなかったという扱いにされ、たった1ポンドしか返金されませんでした。当該後続列車も15分以上遅れたのに、その点は計算に入れられなかったようです。もう1ポンド返金額を増やすために電話口で抗議するのは割に合わないので、これで引き下がりますけどね。


<3. 冷や汗の乗り換え>

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普段から不用意に怪しいエリアへ近づくことはしないように心がけていたつもりですが、先日やむを得ずElephant & Castle駅を利用しました。ダイヤ乱れに加えて乗り換えの計算を誤って時間に遅れそうだったため、本当に仕方なく使った次第です。ロンドンに住んだことのある方なら誰もがご存知かと思いますが、ここは今も昔も甚だ評判が悪い地区です。私はただ昼間に電車を乗り換えるためなので最低限しか歩かず、しかも幸い周囲にはフツーの白人(イギリス人)が何人もいたため比較的安心出来ましたが、ショッピングセンター1つとっても雰囲気が異質で居心地はとても悪かったです。

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そうは言いつつ、2枚写真を撮る余裕くらいはありました。いくら危険な地域とはいえ、男性が昼間に大通りを歩いている分にはそうそう変な目に遭わないと思いますが、多分5分以上歩いたら本格的に冷や汗をかくと思います。多分もう一生ここに来ることはないでしょうから、ある意味良い経験になりました(笑)

実は下の駅名標の写真等にもあるように、たまに少々怪しい地区に片足踏み込んではいるのですが、この辺はいずれも乗り換えのみであり改札口は出ていないのでセーフ。しかしElephant & Castleは乗り換えだけでも少し緊張しました。


<4. オイスターカードのペナルティ>

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オイスターカードは日本のSuicaやPASMOと似ていますが、非常に不親切なシステムとなっています。銀行のキャッシュカードでも代用できるのは良いところなのですが、機械の反応が鈍いくせに、タッチミスをすると問答無用で罰金を引かれるのは有名な話。また、ゾーンごとに時間制限が設けられており、これを超過してもペナルティとなります。その金額は入場駅及び出場駅双方からの最大運賃を引き落とすというもので、一般料金であれば10ポンドほど持って行かれるのです。下手するとオイスターカードの残金がマイナスになるので結構焦ります。

この時間超過が予想以上に曲者で、いったん駅を降りてもある程度時間を空けないと、通しで計算されてしまうことがあります。先日私はBayswaterで出場し、しばらく買い物をした後にQueenswayから入場したのですが、連続利用と見なされて一番最初の入場駅からの時間制限が適用されてしまい、超過扱いで7.40ポンドも引かれてしまいました(本来は3.20ポンド)。いくら両駅がご近所とはいえ、路線が全然違うし乗換駅でも何でもないのに、何故別々に計算してくれないのか理解に苦しみます。幸い、メールでクレームを入れたら翌日には返金してくれましたけどね。

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ちなみに、二重タッチは基本的にそこまで問題ないようです。私はStratford駅に降りた際、自動改札機設置駅であることを失念して構内の読取機にタッチしてしまい、結果として二重出場となったのですが、問題なく処理されました。つまり、迷ったらとりあえずタッチしておいた方がペナルティの危険は低いと言えそうです。


<5. オイスターカードの検札>

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※オイスターカードの読取機は通常黄色だが、郊外ではピンクのものを時々見かける。言わば乗換駅の中間改札的な存在。なお本文には直接関係なし。
Overgroundで抜き打ちの検札に遭遇しました。元々この国は信用乗車方式(駅に改札口を設置せず、その代わりに頻繁に検札を行なって不正乗車を防ぐ方法)を採っていましたが、郊外電車でも近年急速に自動改札機の普及が進み、逆に検札はあまり行なわれなくなっています。DLRの各線では頻繁に来ると聞いていましたが、Overgroundで当たるとは意外でした。係員が単にPlease, pleaseとしか言わないので、一瞬物乞いが乗って来たのかと思ったくらいです(汗)
検札時は、紙の切符なら見せるだけ。オイスターカードのやコンタクトレスのカードを使用している場合は、係員が端末でチェックします。といっても、この端末は某JRのように入場駅まで読むわけではない模様。調べてみると、端末にかざした際に有効な入場記録がある場合はそのまま、無い場合や制限時間を既に超過していた場合は80ポンドを差し引くという仕組みのようです。実際にはもう少し複雑なシステムとなっていますが、まあここだけ覚えておけば大丈夫でしょう。不正乗車時は罰金に加えて刑事訴追される可能性があり、その旨を記したステッカーを至る所で目にします。


<6. ラウンデルの収集>

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ロンドン地下鉄のロゴのデザインは世界的にも評判が良く、駅名標もなかなか可愛らしく出来ています。そこで、私も降りた駅の駅名標は全部写真を撮ることにしました。全駅コンプリートしようという気はさらさらなく、単に降りた駅と乗り換えで使った駅を集めていますが、何と気づけば70駅近くに達しております。帰国までにどこまで増えるか楽しみです。ただ、都心部の駅はほとんど網羅してしまったことだし、3桁の大台に乗るかどうかは微妙なところです。


こんな感じで冬休みは完全終了、しばらくは遊びもお預けかな。かなしいな。
プロフィール

KHKQ

Author:KHKQ
横浜→東京→多摩→倫敦
京急を中心に広く薄く撮影

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