【西武】赤い電車と黄色い電車@多摩湖線
昨日は天気が良かったので、17日から運転を始めた赤電カラーの新101系を撮影してきました。
これは、西武多摩川線開業100周年記念キャンペーン第2弾とも言えるもので、1961~1990年くらいにかけて旧型車両が纏っていた塗装を復刻したもの。リバイバルカラーとしては何度か走ったことがあるようで、沿線住民やファンの間でも人気が高いことから今回も復活したそうです。ちなみに、この編成はしばらく多摩湖線で運用された後、来月24日からは多摩湖線多摩川線で走るとのことです。
ぶっちゃけ、多摩川線の方が楽に撮れるとは思いますが、多摩湖線での運用は約1ヵ月なので、こっちにいるうちにと思い行ってきました。ただ、この形式は元々前面が黒いことが特徴ですので、前面窓周りまでこの色にしたのはちょっと違和感があります。ここはそのままでも良かったような気が。
この日は新101系唯一の黄色編成となったコレも動いており、なかなか悪くない組み合わせでした。しかし、この小平市役所裏の定番撮影地、相変わらずあちこちから影が伸びており、太いケーブルの影に悩まされました。しばらく粘ってみましたが、何とか回避できたのはこの2枚だけでした。
ところで、多摩川線を走る伊豆箱根鉄道駿豆線カラーの新101系は、赤電編成と交代で多摩湖線に来るそうな。白一色というのは実につまらないので、キャンペーン継続となったのは喜ばしいことだと思います。両編成とも、次の定期検査まではこの装いで走りそうですね。
【小田急】ロマンスカーの変わり種
今日は晴れていたものの、ここ最近密かに狙っているあの車両やこの車両はいい時間に来なさそうだったので、暫し悩んだ後小田急へ行くことに。今回の目的は、江ノ島線で運転される特急列車です。
現在の小田急では、30000形EXEと60000形MSEが、6+4両編成を組んで他の列車と共に新宿駅を出入りしています。EXEとMSEで運用される列車の多くは相模大野で切り離され、新宿近郊ではあまりお目にかかれない顔が先頭に立って走りますので、今日はそれを撮りに行ってみたわけです。
まずはMSEで、このメタリックな青さは割と綺麗な塗装だと思います。今度投入される新型車両と違って、丸っこい柔らかな雰囲気も悪くないと私は思っています。ただ、乗ったら感想が変わるという説も…
よく見るMSEの顔はこんなの(結構昔の写真ですね)。小田急ユーザーの人には案外ウケが良くないと聞きますが、外観のデザインは悪くないと思うのです。少なくとも非沿線民の私からすれば。
場所を変えて、今度はEXEの方も撮ってみましたが、これは撮影地の選択を誤りましたね…。個人的に小田急は駅間の撮影地が思っているほど多くないなという印象で、東武と同じく架線柱が線路に近いイメージがあります。ここも4両編成なら悠々かと思いきや、ご覧の通りギリギリでありました。
EXEは最近リニューアル工事が進み、シックなブラウンからピカピカのシルバーに塗り替わっていますので、未更新のうちに一通り写真は撮っておかなければいけません。こうして見ると、MSEと違ってEXEの場合はどっちの顔もそんなに雰囲気が変わりませんね。どっちも同じくらいダサいかも。
こんな感じで、何の変哲もない近場の日常的な光景ですが、放っておいたらいつまでも撮りに行かないと考えて足を運んだ次第です。連結面の顔は、江ノ島線内だけでなく相模大野以西でも撮れるものの、光線状態を考えると午後に順光となる江ノ島線を選んだのです。EXEはもう一度撮り直したいなぁ。
【ゆいレール】相変わらずの「ついで鉄」
先週は所用で沖縄に行ってきました。もちろん、せっかく行くのだから観光も兼ねて少し遊びまして、その一環で何枚かゆいレールを撮ることも出来ました。1945年の沖縄戦で壊滅的な被害を受け、戦後は車社会となった沖縄県。唯一の鉄道路線が―モノレールではありますが―このゆいレールなのです。
まずは那覇空港の駐車場で撮影を試みるも、天気と時間帯が悪くて全然きちんとした色が出なかったので、早々に諦めてゆいレールに乗車。空港駐車場は夏場の夕方が順光で綺麗に撮れそうでした。
車窓からあれこれ物色し、市立病院前で下車してカメラを構えることにしました。
ゆいレールの営業用車両は全て、2003年の開業当時から走る1000形。現在は2両編成18本36両が在籍しており、再来年春の延伸時にはもう1本増備される予定となっています。こちらは開業までに製造された12本のうちの1本で、大半の編成がこのスタイルとなっています。
後年増備された編成は、側面が白ではなく銀色になっているのが特徴で、前照灯がHIDだかLEDになっている他、前面上のアンテナらしき機器が無く、側面下部にも違いが見られます。
この日はトップナンバーの第1編成も動いていました。試作車で登場時は無塗装だったらしいですが、量産車に仕様を合わせる改造を施したからか、パッと見ても他の編成との差異は感じられません。
次の日の夜は夕食後におもろまちでバルブ撮影…とは言っても、三脚を立てるわけにはいきませんので、手持ちで何枚か撮影しただけです。この日はラッピング車両が3本動いておりました。
イオンモールのラッピング。小禄駅の前にもイオンがありますが、この編成は名護への行きがけに高速道路から見える方のイオンモールを宣伝しているみたいですね。
駅の反対側に回って、沖縄銀行のラッピングも撮影。そういえば全然関係ないですが、那覇滞在中に沖縄銀行で1万円札を2千円札5枚に交換してもらいました。忘年会の支払いに出して話題にしたい。
1本後ろには西表島をアピールする派手なラッピング。側面に貼られている動物の写真は、種名までは分かりませんが多分この島にしかいないような希少種なのでしょう。イリオモテヤマネコとかかな?
ラッピングばかりというのも逆に寂しいので、最後に通常色を撮って撤収。おもろまち駅は明るいだけでなく、ホーム先端に階段が無いので人の邪魔になりにくい上、比較的前後の間隔も広かったので夜間の撮影には適していると思いました。シルバーの増備車も撮りたかったのですが動いておらず。
こんな感じで人生初の沖縄はちょっと楽しんできました。ラッピング編成は今のところ3本という理解で良いかと思いますが、多分年明け前後にまた何か期間限定で走りそうですね。今回の旅行では首里まで全線走破しましたが、再来年には延伸されるのでいずれまた乗りに行きたいと思います。
それにしても、この路線は撮影地の情報が少なく、結構難儀しました。駅の外から後追いを撮れる場所はそれなりにありそうですが、やはり撮るならオーソドックスに撮りたいもの。時間の制約が厳しい旅行中だったことも大きいかと思います。本数自体は10分に1本以上来るので楽なんですけどねー。
【東急】去年は黄色、今年は緑
台風21号に衆議院選挙と慌ただしい日々が続きましたが、幸いにも私の住む所は特に被害がありませんでした。今日は台風一過の青空だったものの、惜しいことにこの晴天を活用することは出来ず。ということで、以前撮った写真でブログを書いてみました。
先日、EF66 27の貨物を撮りに行ったついでに、東横線で緑一色となった5122Fの写真を撮りに行きました。東急5000系はあまり見ていて面白いものではないのですが、これだけ大胆なラッピングをすると意外に格好良く見えます。8両編成ということで、東横線内で見かける機会が多いのも嬉しいですね。
そういえば、去年までの1年間は西武6000系の6157Fが黄色一色になっていました。西武では今も2000系や9000系といった黄色い電車が走っていますが、普段白っぽい顔の6000系に黄色の全面ラッピングというのはなかなか面白かったです。ただ、こちらは10両編成だし西武の車両ということもあって、東横線内で見かける機会は比較的少なかったと記憶しています。
さらに前には同じ場所でヒカリエ号も撮っていました。ここの踏切は駅から近いし、昼過ぎに順光になるので、割と好きな撮影地です。ただ、菊名以南の比較的本数が少ない区間とはいえ、やはり過密ダイヤの路線なので対向列車と頻繁に被ります。慢性的な遅延も悩みの種。
副都心線直通開始によって他社の車両がたくさん来るようになり、趣味的視点では面白くなったと言える東横線。最近走り始めた西武40000系の有料特急もいずれ撮りに行きたいですね。
【西武】青帯という変わり種
「貴重な秋晴れ」という語を使うのは何度目でしょうか。梅雨を思わせるような長雨に加えて、日中でも12℃前後という寒さが連日続いている東京近郊ですが、今日の午前中は比較的よく晴れていましたので、この貴重なチャンスを活かして武蔵境へ行って来ました。予報とは裏腹に案外すっきりとした晴れではなかったものの、撮影時は何とか雲が抜けたので無駄足にならずに済みました。
西武多摩川線(「是政線」という呼び方もよく聞きます)の車両は新101系の4両編成に統一されており、記憶が正しければ4本配置の3本使用だったと思います。つまり、単純計算では各編成とも4日に1度は予備に回ることになります。多分これで間違っていないはず…。
現在西武線に残る新101系は、大半が白一色という甚だ見栄えの悪い外観になっています。まあ黄色一色でも塗装の手間をケチっている点は変わらないのですが、白一色というのはどうも好きになれません。西武は黄色いというイメージが強すぎるからか、どうしても偏見を抱いてしまうようです。
雲行きが少し怪しかったのですが、本命の青帯編成もきちんと撮れました。伊豆箱根鉄道100周年ということで、駿豆線を走る1300系とほぼ同じラッピングをまとった新101系。12月末までの期間限定だそうですが、このカラーリングは結構似合っていると思うので、もう少し延長しても良さそうに思います。よく見ると、屋根上のベンチレーターが撤去されずに残っており、こちらもアクセントになっています。
西武多摩川線は武蔵境駅のホームから時々見かけるものの、乗ったことも撮ったことも無い路線でした。正直なところ趣味的にあまり面白くない路線ですが、珍しく面白そうな装飾をしているなあと思って撮りに行った次第です。これで西武多摩川線は当分撮らなくて良さそうですね(笑)