【JR西日本】大阪出張のついでに

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過日、所用で大阪に行きましたので、そのついでに数枚写真を撮ってきました。普段の「出張ついでの撮影」では、夜間に数枚撮るのが精一杯なのですが、今回は珍しく午前中にちょっとカメラを構える機会がありました。
とは言っても時間の都合もあるので、実は未だに一度もカメラを向けていなかった京都線の各駅停車に照準を合わせました。321系なんて撮っている人はあまり多くなさそうですよね。



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個人的にちょっと関心があったのは207系で、早速未更新車がやって来ました。同系はリニューアルがほとんど完了したと思っていましたが、まだチラホラと未更新の編成が残っているようですね。もっとも、福知山線脱線事故以降は既存編成も全部大胆に塗り直してしまったので、原型からはかなり遠いです…致し方ありませんが。


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こちらはリニューアルされた方。221系の体質改善工事と違い、207系は前面が黒く塗られているので、ちょっと印象が変わりました。でも種別表示は未だに幕式というのが面白いところで、行先表示のフルカラーLEDとの組み合わせは少々珍しく感じます。


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戯れに外側を走る特急列車にもカメラを向けてみましたが、これは別の場所で撮るべきでしたね。


私が西に行く時はいつも京都止まりか、大阪を通り越して岡山まで行ってしまうので、この地にはなかなか縁がありません。だからか、たまにその辺の電車を撮るだけでも楽しめます。遠からずまたカメラを携えて訪れたいと思います。


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おまけは桂駅で撮影した1枚。阪急を撮るのはこれが初めてで、何が「メモリアル」なのか全く理解していないのですが、とりあえず記念に。もっとも、前照灯がLEDになった上に、「大阪梅田」「京都河原町」という表示になった今は、全然被写体としての魅力を感じなくなりました。

テーマ : 鉄道
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【JR西日本】亀甲 カメの頭の 今昔

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過日、津山線に乗ったら亀甲駅で対向列車の待ち合わせとなったので、3分の停車時間を活用して駅舎の写真を撮ってきました。この駅名は、駅から200メートルほどの場所にある亀の甲羅のような岩から名付けられたもので、1995年には町おこしの一環としてカメをモチーフにした建物が造られました。


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間近で見ると結構なインパクトで、目の部分が時計になっており、以前は夜に電灯で照らされる目玉が怖いとテレビでも取り上げられました。私はこの路線を定期的に乗り通していますが、実物を見る度に苦笑いが起きます。果たしてどの程度の経済効果があったのやら。


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2012年に塗り直される前の駅舎は、このように比較的地味な色合いでした。現在の色は黄色に鮮やかな斑点があり、まるで熱病に罹ったかのようです。とはいえ、あまりに彩度の低い色にすると全然目立たなくなりますから、そのバランスは結構難しそうです。


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ここは駅舎から生えているカメの頭だけでなく、他にも亀の置物などいろいろ置いてあります。わざわざ下車して亀甲岩まで足を伸ばす価値は全くないと思いますが、もしここを通った際は列車の窓から一瞥するのも一興です。

テーマ : 鉄道
ジャンル : サブカル

パチモン・キングス・クロス

何を今更という気もしますが、自分のよく知る駅とパチモンを比較するのも一興かな…と。
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過日、池袋に足を伸ばした際に、西武池袋駅の1・2番線を少し見てきました。としまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が開業したことを受けて、キングス・クロス駅風にリニューアルされたと話題になっていたので、どの程度の出来栄えか少し関心があったのです。

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まあ分かり切っていた話ではありますが、キングスクロスのレンガ模様を壁紙に使った程度のもので、当然本物の駅舎には遠く及ばず。私は月に2-3回はここから電車に乗っていましたので、実物をよく知っている身としては更に肩透かし感が強かったです。池袋の一番良くないところは、レンガ模様にしておきながらBOSSコーヒーや武蔵大学の広告が至る所に貼られていたことで、これでは気分も台無しです。

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もっとも、イギリスに気軽に行けない子ども連れであれば、一瞬とはいえ気分を味わえる…そういう意味では満更無駄でもないのかもしれません。看板には箒のイラストが描かれているなどして、良いアクセントになっています。駅名標も他のホームとは異なる意匠のものが使用されていました。

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この路線を走る20000系の数編成は、ハリー・ポッターの全面広告を纏っています。恐らく「秘密の部屋」の映画が公開された頃の写真を使っているのではないかと思います。私もこのシリーズはリアルタイムで小説を読んでいましたから、あの頃の思い出は今も心に残っています。作者J. K. ローリングは本国では物議を醸す発言が多くて干された感がありますが、ハリー・ポッターの偉業まで葬り去られないことを祈るばかりです。

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少々話が逸れましたが、キングス・クロスを始めとするヨーロッパのターミナル駅は、石造りの壁や柱のみならず、高く開放感のある天井の存在も大きいと感じます(まあこれも歴史的には色々な言われておりますが)。そう考えると、どうしても日本の狭い鉄筋コンクリートの建物で再現するのは限界があるのでしょう。

もっとも、この駅から豊島園へ行き、ハリー・ポッターの世界を堪能した子供たちの一部は、英国に関心を持って本物のKing's Crossに行くことになるでしょう。そういう意味では、池袋駅の存在も案外悪くないのかもしれません。

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【京急】増結見物の機会、激減?

金沢文庫駅にホームドアが設置されました。4番線は先月22日、3番線は29日の終電後に工事が行われ、翌日から一部列車の停止位置が変更されました。これにより、下り列車をバルブ撮影出来る主要駅が全滅した…との声も聞こえます。
私もこの駅で夜に色々な写真を撮りましたが、それはまた別の機会に回すとして、今回はホームドアが設置される前に増結作業を見物に行った時のお話です。


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ご存知の通り、京急は文庫で増解結作業を毎日のように実施しており、同駅以北では12両編成の列車が多く設定されています。かつては日中も行われていましたが、現在は朝夕ラッシュ時のみとなっています。


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4番線は前4両、3番線は後4両増結と決まっています。私は高校〜大学時代によく前4両の増結車に座って通学していました。先日数年ぶりに連結作業を見て、あの頃の椅子取りゲームの思い出が蘇りました。


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こちらは後4両の増結作業。個人的には3番線の連結作業の方をより多く目にしています。平日朝の快特はもちろん、今は無き日中の羽田空港行き増結なども懐かしく感じますね。


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スタッフは昼間だと旗を振るのに対し、夜はカンテラを使っています。最近だと無線を使う事業者が多く、このような旧来の手法は徐々に少数派となりつつあるとか。


さて、ホームドアが設置されたということは、ちびっ子に人気の連結作業を間近で眺めるのが難しくなったことも意味します。増結作業自体は直ちに廃止されるわけではないのですが、至近距離で見物することは少々困難になります。ホームドア未設置駅での増結作業自体は、京急なら少数ながら品川で実施されているほか、京急以外でも金沢文庫の近くなら横須賀線の逗子駅もあります。とはいえ、今後もホームドアの設置が進み、増解結する列車が減れば、このような光景も徐々に珍しいものとなっていくのかもしれません。

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【相鉄】クソコラ?いいえ、ホンモノです

リニューアル工事は1本のみで終わったのか、ネイビーブルー化が進む気配のない相鉄8000系。せめてものイメチェンに、前照灯を移設する小改造が順次進められており、もうすぐ全編成への施工が完了する…ということで、6月中旬より前面を赤くしたものが1編成だけ走っています。せっかくなので足を運んで見て来ました。


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合成写真かと見紛うほど「取って付けたような」感じが丸出し。分かりきっていた話ではありましたが、側面が新塗装のままなので、どうしても前面の赤は似合いません。とはいえ、そのアンバランスさが面白いと言えば面白い…のかなぁ?


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8000系の旧塗装は、私がカメラを本格的に持ち始めて日が浅い頃に何枚か撮っておりました。相鉄の新塗装化は2007年に始まったものの、塗り替えは遅々として進まず、8000系については2014年まで原色編成が残っていました。9000系などよりも本数が多い分、見かける機会も多かった印象です。


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8000系の旧塗装は、前面の赤色もさることながら、アルミ地に赤いストライプの側面デザインもインパクトがありました。新塗装は白と言っても青みがかかっているので、旧塗装とは一転して涼しげな印象があります。そういう意味では、やはり前面だけでなく、側面のストライプとの組み合わせがないと物足りなく感じますね。


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こちらはお馴染みの新塗装で、しかも前照灯移設後の姿。8000系は、今まで旧塗装・新塗装(前照灯移設前)・新塗装(前照灯移設後)・リニューアル車と大きく4種類の形態がありましたが、期間限定ながらさらにもう1種類増えました。まあ同系は以前から、編成毎にパンタグラフや行先表示機の組み合わせ等の違いが多くありましたけどね。

相鉄の公式発表によれば、このスタイルの8000系は8月下旬まで走るそうなので、私のように「何か撮りたいけど遠出する時間・金・体力がない」という方は、一度足を運んでも良いかもしれません。

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KHKQ

Author:KHKQ
横浜→東京→多摩→倫敦
広く薄く撮影中、一応古巣は京急
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